TATTOOー愛情ー
ミルクは指にバンドエイドを巻いておくと滑らなくて、ビニール袋が取りやすいよと教えてくれた。


飲んでいるコーヒーや紅茶はフリーだ。


夜勤なので眠くならないようにあたしはコーヒーを飲んだ。


作ってきたサラミとチーズのパニーニを頬張る。


ジャックとネイトは親戚らしき人達と一緒に窓際に座って食事をしていた。


食堂以上に人が沢山いるのでとても混雑していて、人が通る際は椅子を引かなければならないほどだった。




食後は眠くなるけど、休憩前以上に忙しかったので眠気も吹き飛んだ。


忙しいので左のブラジル人もちゃんとやっているようだった。


そして21時の休憩が終わって仕事に戻るとマオリの女の人に話しかけられた。


「あなたは今日初めて?大丈夫?」


見ると金髪に近い長い髪にパーマをかけていて、目の所にはピアスをしていた。


ファ、ファンキー!


40代位の女の人だった。
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