おいつけない
今思えば..
敬太とは少し経った月に気持ちが近くなった。
よくメールするようになった。
敬太も私もお互い恥ずかしくて学校で話すことはなかった。
でも、その時の私はそれだけで十分だった。
それしかできなかった。 辛かったけど敬太が好きだから耐えた。
友達にも言えず誰にも相談できず一人でもがいた。
ある日、私にチャンスが訪れた。
好きな人の話になったのだ。
私にとって絶好のチャンス。
勇気をだした。
芽衣
『好きな人いるの?』
敬太
『いるけど言えない。』
芽衣
『私も教えるから教えてッ!』
敬太
『いいよ。ヒントあげる。』
芽衣
『うん。ヒントちょうだい』
敬太
『同じクラス』
芽衣
『だれだれ~?私も同じクラス』
敬太
『今メールしてる人...。』
芽衣
『』