スイートルームの許婚
~由可奈side~
「・・・」
頑張って、眠たい瞳を擦りながら、待ってるのに愛斗はちっとも来ない。
コンシェルジュデスクの内線を鳴らすけど、呼び出し音だけが、私の耳に無情に響き渡る。
ここぞと着る勝負下着を身に着け、その上にネグリジェではなくもう少し、露出の高いベビードールを着た。
鏡に映る私はコールガール。
見せる相手が居なきゃ…着た意味がない。
「はぁー」
私は喉奥から深い溜息を漏らして、ダブルベットに仰向けに転がる。
誘ったのは愛斗なのにーーー・・・
私にこんなカッコさせて…
ドタキャンするなんて絶対、許さない!!
頑張って、眠たい瞳を擦りながら、待ってるのに愛斗はちっとも来ない。
コンシェルジュデスクの内線を鳴らすけど、呼び出し音だけが、私の耳に無情に響き渡る。
ここぞと着る勝負下着を身に着け、その上にネグリジェではなくもう少し、露出の高いベビードールを着た。
鏡に映る私はコールガール。
見せる相手が居なきゃ…着た意味がない。
「はぁー」
私は喉奥から深い溜息を漏らして、ダブルベットに仰向けに転がる。
誘ったのは愛斗なのにーーー・・・
私にこんなカッコさせて…
ドタキャンするなんて絶対、許さない!!