スイートルームの許婚
「…昨日は…悪かった…つーか急に…」



私に朝食のルームサービスを運んできた愛斗。


私の顔を見るなり、謝ってきた。



「どんな理由があろうと私は許さない!!」


「俺は仕事で…」


「仕事?だったら、ちゃんとその時に…内線使って説明してよ!」


「仕事が立て込んでて、連絡出来なかったんだ・・・」


「・・・口に動かす前に…ルームサービス用意して」


私は命令口調で愛斗に言い放った。



「・・・」


愛斗は口をヘの字に曲げて、テーブルにルームサービスを並べる。








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