スイートルームの許婚
私の書く小説世界よりも、
私を取り巻く現実世界の方がドラマチック。


ノンフィクションは書いたコトないけど、書けば売れるかな?


自分のプライベートを人に晒すのはヤだけど。


何よりも周囲に、迷惑がかかる。


とくにアイドルのトーガには・・・



------お前の意中の愛斗さんに会った…



「あ…」



------思ってた通りのイケメンじゃん



「でも、私たちは一緒にはなれない。メールにも書いたでしょ?私の許婚のコト」



私はトーガの声を荒立てた。



------そこまで見てなかった…









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