スイートルームの許婚
「・・・コスモの本社がホテルの目と鼻の先にあって、時々…こうして、ホテルを見に来てる…」
「はい・・・」
「・・・知り合いから頼まれて…ウチのグループに入れたのはいいけど。蓋を開けたら…経営状態は芳しくなくて…かと言って…何もせずに、放置しておくワケにはいかない。小早川さん。君にはこのホテルの支配人を頼みたい…」
「支配人!?」
「俺よりもホテル業は熟知してるだろ?」
「それはまぁー」
安達社長はデスクを引き出しを漁って、大量の資料を置いた。
「全て…極秘の資料だ」
「・・・」
俺の返事を聞く前から、安達社長は引き継ぎの準備を始める。
「ここに座って…小早川さん…パソコン、起動させて、パスワードを教えるから」
「はい・・・」
「・・・知り合いから頼まれて…ウチのグループに入れたのはいいけど。蓋を開けたら…経営状態は芳しくなくて…かと言って…何もせずに、放置しておくワケにはいかない。小早川さん。君にはこのホテルの支配人を頼みたい…」
「支配人!?」
「俺よりもホテル業は熟知してるだろ?」
「それはまぁー」
安達社長はデスクを引き出しを漁って、大量の資料を置いた。
「全て…極秘の資料だ」
「・・・」
俺の返事を聞く前から、安達社長は引き継ぎの準備を始める。
「ここに座って…小早川さん…パソコン、起動させて、パスワードを教えるから」