スイートルームの許婚
「早くしないと…アイツ…行っちゃうよー小早川さん」
「ええ~っ!?」
速水社長にも促されて、俺はおそるおそる支配人の椅子に座った。
ダイヤモンドグループと言えば、昔は龍咲グループのライバルだったホテルグループ。
俺は安達社長からホテルの引き継ぎを受ける。
もともと、プランニングとか裏方の仕事にも興味があったものの、俺はコンシェルジュ業務に勤しんだ。
一つのホテルをこの歳で任されるなんて、思いもよらなかった。
「小早川さんには任せられそうだなー」
少し、一緒にパソコンを触っただけで、あっさりと安達社長に見込まれしまった。
「本当に俺がこのホテルの支配人でいいんですか?」
「・・・ああ~別に…構わない」
「ええ~っ!?」
速水社長にも促されて、俺はおそるおそる支配人の椅子に座った。
ダイヤモンドグループと言えば、昔は龍咲グループのライバルだったホテルグループ。
俺は安達社長からホテルの引き継ぎを受ける。
もともと、プランニングとか裏方の仕事にも興味があったものの、俺はコンシェルジュ業務に勤しんだ。
一つのホテルをこの歳で任されるなんて、思いもよらなかった。
「小早川さんには任せられそうだなー」
少し、一緒にパソコンを触っただけで、あっさりと安達社長に見込まれしまった。
「本当に俺がこのホテルの支配人でいいんですか?」
「・・・ああ~別に…構わない」