スイートルームの許婚
「俺は…奥様に嫌われてますし…俺には俺の夢があります」



トーガの夢…それはトップアイドルになるコト。



「申し訳ありません。二人に力添え出来なくて…」



トーガは愛斗に謝る。
トーガはいつも、私にも謝ってばかりだった。

そう仕向けていたのは私。


私はトーガを責めて、母に対する怒りを静めていた。



「いいんだよ。俺も…自分の都合のいいいコトばかり考えて、君のキモチ等考えてなかった。さっきの言葉は水に流してくれ」



「それよりもこれを」






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