スイートルームの許婚
灯されていないキャンドル。


キャンドルたちの入った小瓶の色はそれぞれ違う。
私たちの小瓶の色は淡いブルー。



遠目で眺めているだけでも、本当にキレイな光景。


夜7時から、愛斗たちの手によって、キャンドルに光が灯されてゆく。



人工的な明かりではないキャンドルの光には何処か温かみがあった。



徐々に、ロビーの照明も落とされ、キャンドルの光だけになっていく。



私たちのメッセージキャンドルにも光が灯された。


柔らかいオレンジ色の炎を揺らめかせながら、
色違いの瓶に反射して微妙に色の違いを見せるキャンドルたち。






















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