スイートルームの許婚
「・・・たくっ~ヤセ我慢もすんな!トーガ」


ナルがケータイでマネジャーと話し始める。


深夜にも関わらず、マネジャーと安達社長が現れた。


「たくっ~明日から、ライブだと言うのに…普段から、体調管理に気を配り、身体の調子を整えるのがプロだろ?プロとしての自覚が欠けているぞ!トーガ」


安達社長は調子の悪いトーガを叱り飛ばした。



「・・・言葉を返すけど…この過密なスケジュールでいつ調子を整えるんだ?」


ナルが腕を組み、安達社長に噛み付く。



「…俺のやり方が気に入らないと言いたいのか?結果を出してから…俺に反論して欲しいもんだ」



「俺たちはちゃんとあんたの希望に添えるようにやってんだろ?」


「まぁー努力は認めてやってもいいが、俺の期待は今まで以上に頑張るコトだ」





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