スイートルームの許婚
「・・・この間…辞めさせた秘書にも同じコトを言われて、少し考え方を変えた。トーガが龍咲社長の愛人の子供だってコトは知ってるよね?俺も実は亡くなった先代の社長の愛人の子供だ。そんな境遇からか…素直に人を信用出来ない所があって…」
「・・・俺の方こそ…大きな口を叩いてしまって…」
「いいんだよ~。小早川さん。俺も少し、改心したから」
「安達社長…?」
俺の選んだネクタイを結び始める安達社長。
「小早川さん…色々と忙しいと思うけど、君に会見の進行役をお願いしていいかな?」
会見の進行役?
すげぇー大役を任された気がするんだけど。
「・・・俺の方こそ…大きな口を叩いてしまって…」
「いいんだよ~。小早川さん。俺も少し、改心したから」
「安達社長…?」
俺の選んだネクタイを結び始める安達社長。
「小早川さん…色々と忙しいと思うけど、君に会見の進行役をお願いしていいかな?」
会見の進行役?
すげぇー大役を任された気がするんだけど。