スイートルームの許婚
「愛斗…」



愛斗の愛撫に私の全身は火照っていた。


「……俺…上手いだろ?」


「どこが…」


「はぁ?そんなに声出してて…何でそんなコト言えるんだ?」


「・・・」
かなり痛い所を責められてるけど。

私はデレたくない。



「お前の可愛げのなさを筋金入だな…」


愛斗の愛撫がディープになってゆく。


私は乱れたシーツをギュッと掴む。
私の心と身体も愛斗にかき乱されてゆく。


「あ…愛斗…愛斗…」


私の嬌声と愛斗の名前を呼ぶ声が交互に響き渡る。













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