スイートルームの許婚
私をデレにしたい愛斗。
デレたくない私の激しい攻防。



ボクシングの試合だって休憩を挟むのに、休憩なしは辛い。
ここんとこ、執筆でろくに睡眠も取れてないのに…



疲労と蕩けそうな快楽が催眠を誘う。



「…」
そんな私の身体に愛斗は自分の欲望を突き立てた。



「!!?」



身体が裂けていくような激しい痛み。



「初めて?」


「…」


初めてなんて返せば…愛斗…調子に乗っちゃう。



「違うわよ!」


「俺には分かるぞ…素直に白状しろ」


愛斗は刑事で私は容疑者みたい言い方…





< 31 / 289 >

この作品をシェア

pagetop