スイートルームの許婚
萌ちゃんは私と同じ腐女子。



いつも、プライベートで会えば、オタク話で花を咲かせる。



仕事モードの萌ちゃんは実に素っ気ないけど。

オンオフを器用に萌ちゃんは使い分けていた。



私なんて、仕事柄のせいか、趣味も仕事も公私混同。



私はあっちゃんに言われた通り、後30ページ…作品を書き進める。



でも、進まないーーー・・・


序盤はあっちゃんのOKが出たけど、いきなりスランプ。



小説みたいに都合よく実話の恋は進まないよねー。



つーか…愛斗のヤツ…寝てる私を置いて、仕事に戻るし。



ヤリ捨てられたみたいな感じが気に食わない。













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