スイートルームの許婚
チーフは俺と同じ、レ・クレドールの会員。
2本の金の鍵のバッチを上着の襟元に着けていた。
龍咲社長が自らスカウトした日本では有名な伝説のコンシェルジュ。
笠山博之(カサヤマヒロユキ)チーフ。
白髪が入り混じった髪は綺麗にポマードで固められ、身だしなみは清潔感に溢れている。
メンバーは全員で7名。
交代でロビー中央のコンシェルジュデスクに座って、お客様に対応していた。
「…小早川君…」
俺は笠山チーフと勤務歴2年目の片瀬君の3人でコンシェルデスクに立つ。
「なんですか?笠山チーフ」
「龍咲社長からの業務命令です…」
2本の金の鍵のバッチを上着の襟元に着けていた。
龍咲社長が自らスカウトした日本では有名な伝説のコンシェルジュ。
笠山博之(カサヤマヒロユキ)チーフ。
白髪が入り混じった髪は綺麗にポマードで固められ、身だしなみは清潔感に溢れている。
メンバーは全員で7名。
交代でロビー中央のコンシェルジュデスクに座って、お客様に対応していた。
「…小早川君…」
俺は笠山チーフと勤務歴2年目の片瀬君の3人でコンシェルデスクに立つ。
「なんですか?笠山チーフ」
「龍咲社長からの業務命令です…」