スイートルームの許婚

~由可奈side~

あの元族ヤンの大ちゃんが愛斗に舎弟をお願いするなんて…



大ちゃんよりも身体つきは華奢で背丈も低いのに、喧嘩は強いんだ。



意外だなー愛斗。



私はスイートに戻って、デスクに座って、昨日書いた文章をパソコンでチェック。



-----最低だなんて言ったけど。


同じベットの上で眠り込んでしまった私も軽率だったと思う。



「・・・」



素直に謝ったほうがいいよね。



「桜先生~」


担当のあっちゃんがやって来た。





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