スイートルームの許婚
「そこが可愛くない…。こういう時は甘えろ…」



愛斗が私の手からナフキンを奪って、私を腕に引き込む。



襟元の金色の鍵のバッチが目の前に見える。



「早く泣き止んで食えよ…」



「・・・」



私は愛斗に慰められて、夕食の続き。



愛斗も凪君の手羽先を口にした。



「マジで美味い…」


愛斗も凪君の手羽先の味にご満悦。



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