あぶない お姫様
俺達は広い床の間に案内された


「晴馬さん 俺と華と2人で話したいんですけど...」


晴馬さんはニコッと笑って


「あまり長くならないようにね」


と言い隣の部屋へ行った


俺はそっと華の側へ近寄った



「誰?」



俺の気配に気づいたのか 華は目を覚ました



「蓮?なんで此処に?」


「おまえに会いに来た」


きょとんとしている華......


「ごめんね...心配かけて...」


「話は聞いた...それより 早く治せよ!みんな待ってるぞ...」


薬が効いているのか眠たそうな顔をしている

やけに色っぽい......


「あ...あのさぁ...藤堂の...ことなんだけど...」

「あぁ?心配すんな 上島さんが守ってくれるって!」



「ち...ちがうって...みんな...誤解してる...って...ふぅ.....」


「誤解してるってなんだよ?」


「あたしと...藤堂は...和解...し....」



・・・こいつ眠りやがった



「華?何言ったんだよ!起きれよ!!」



『ぐぅ...』



爆睡しやがった......こいつ!.....


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