あぶない お姫様
「華は 安全な所にいる」

双子の兄 陸斗という奴が話した

「安全な所?」

「そう...だからお前たちは 華に関わるな」

「何だと!?」

関わるなだと?

「陸斗...あの人の所って 安全っていえるか?」

さくら...いや晴馬さん...どういう事だ?

「今頼れるのはあの人しかいねぇ...絶対安全とはいえねぇけど...」

「余計心配じゃん!」

陸斗の言葉に不信感を感じた俺は 大声をあげてしまった

「へぇ...お前...やけに華のこと気にしてんだ!ひょっとして 華にホレた?」

「......なっ !!...... 」

健斗はにやにやしながら話しかけてきた

「ビンゴ!ってかぁ」

「てめぇ!」

「健斗よさねぇか! 蓮君だったっけ? この件はちょっとばっかり厄介なんだよ...あんたがあんまり首突っ込むと 華が動きづらいんだよね!」

「どういう事だよ!?」

「つまり 華達は決着つけなければならないんだ...あんたらがチョロチョロしてっと 足手まといになるんだよ!」

「......っつ.....」

関係ないものは関わるなってことか?


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