手を伸ばせば、届く距離まで。



真樹と華織を見て、諦めたつもりだった。


ずっと真樹に憧れた。


太陽に触れることができた、一番近い存在。


でも、真樹だからこそ本気になれた。


真樹も友人だからこそ


真樹のわだかまりをなくすため、告白出来た。


真樹だからこそ、俺を許してくれた。


苦しかったよな。ごめん。


考えたら、分かったんだ。



< 249 / 557 >

この作品をシェア

pagetop