手を伸ばせば、届く距離まで。



ツッコミは我慢した。


今にも華織が、倒れそうだったからだ。


女子は虚弱過ぎる…。


「………」真樹は無言だった


なぜか分からないが、真樹は何か言いたげなのだ。


けど言えない。そんな感じ。


久野とは、同じ西高を目指すことになり


彼はもちろん、面接時もキマってなかった。


退室する際に、派手に転けたのである。ださい。



< 452 / 557 >

この作品をシェア

pagetop