手を伸ばせば、届く距離まで。



今日は、特別な日かもしれない。


あんなに遠く、羨むだけだった太陽を、近くに感じた。


俺は、雲になれた気分だった


華織。


好きになってはいけないけど、どうか、好きでいさせてほしい。


幸せなんだ。


恋をしていると


自分が、とんでもなく幸せ者なんだと思えるんだよ―――。



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