青空ペダル



「なんでも作ってやるから」



そう言う雅に、何故だか安心してる自分が居る



「…ムライス…。」


「あ?なに?」


「オ、ムライスがいい」

なんか物凄く恥ずかしいんだけど!!!!
一度伏せた顔を上げて恥しくなってまた伏せる



「あはは、りょーかい!」

笑いだす雅にもう、怒りなんて感じない
気にするの止めにした



ちらりと腕の間から視線を向けるとワイシャツの袖を捲り何やら準備している雅
細すぎない腕に何故だかドキッとする…



いやいやいやいや、腕見てドキっって何故に!?



いやぁ、もうむしゃくしゃしてまた顔を伏せた


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