そしていつかの記憶より
12話
「じゃあ・・・付き合ったの・・・?」
一緒の講義が終わってから、サークル室に行くまでに、私はささくんと付き合ったことを陽子に伝えた。
その告白を聞いて、陽子は信じられない、という顔をして私を見つめる。
「うん!」
「そ、・・そっか、いやー、よかったじゃない!」
陽子は笑顔になって、私と一緒に喜んでくれた。
ささくんは良い人だ。
だから私も付き合えて嬉しい!
「今度一緒に映画見に行く約束もしたんだよ!」
「なになに、デート?うらやましー」
陽子は美人なんだから、彼氏もすぐ見つかると思うのになぁ・・・
「よし、アタシがとっておきのデート術を教えてあげる。」
「えっ、ほんと!?」
今から初デートが楽しみになっていた。
「・・・本当にいいの・・・?木原・・・」
だから私はかなり浮かれていて、陽子のそんなつぶやきすら聞こえていなかった。
一緒の講義が終わってから、サークル室に行くまでに、私はささくんと付き合ったことを陽子に伝えた。
その告白を聞いて、陽子は信じられない、という顔をして私を見つめる。
「うん!」
「そ、・・そっか、いやー、よかったじゃない!」
陽子は笑顔になって、私と一緒に喜んでくれた。
ささくんは良い人だ。
だから私も付き合えて嬉しい!
「今度一緒に映画見に行く約束もしたんだよ!」
「なになに、デート?うらやましー」
陽子は美人なんだから、彼氏もすぐ見つかると思うのになぁ・・・
「よし、アタシがとっておきのデート術を教えてあげる。」
「えっ、ほんと!?」
今から初デートが楽しみになっていた。
「・・・本当にいいの・・・?木原・・・」
だから私はかなり浮かれていて、陽子のそんなつぶやきすら聞こえていなかった。