俺のクラスの苦手な男女!?
第一章初めて出会うタイプの女
やっかいな出会い
〔梓〕
「早すぎた?」
入学式に張り切って、家を出て来たのはいいけど着くのが早すぎた、杉浦梓(すぎうらあずさ)です。
「暇だなぁ…」
校庭のベンチに寝転がり、肘置きに頭を置く。
「なぁ‼なぁ‼」
「んっ」
気づいたら、寝てしまったみたいだった。
「あっ起きた」
まぁ、まぁ、かっこいいけど、あたしの好みじゃない。
「誰?」
「俺、一年の桃山要」
「あたし、一年の杉浦梓」
「よろしく」
「よろしく」
お互いに、挨拶しあったけど…
「っていうか、入学式始まってるよ」
「えっマジで⁉」
「ああ」
「もしかして、不良ちゃん?」
「そんなわけないじゃん」
「だよね」
「行かないの?」
「だって、もう間に合わないでしょ っていうか、桃山は?」
「要でいいよ」
「じゃあ、あたしも梓でいい」
「早すぎた?」
入学式に張り切って、家を出て来たのはいいけど着くのが早すぎた、杉浦梓(すぎうらあずさ)です。
「暇だなぁ…」
校庭のベンチに寝転がり、肘置きに頭を置く。
「なぁ‼なぁ‼」
「んっ」
気づいたら、寝てしまったみたいだった。
「あっ起きた」
まぁ、まぁ、かっこいいけど、あたしの好みじゃない。
「誰?」
「俺、一年の桃山要」
「あたし、一年の杉浦梓」
「よろしく」
「よろしく」
お互いに、挨拶しあったけど…
「っていうか、入学式始まってるよ」
「えっマジで⁉」
「ああ」
「もしかして、不良ちゃん?」
「そんなわけないじゃん」
「だよね」
「行かないの?」
「だって、もう間に合わないでしょ っていうか、桃山は?」
「要でいいよ」
「じゃあ、あたしも梓でいい」