俺のクラスの苦手な男女!?
練習が終って空を見ると、結構暗い。

高校の部活は、こんな時間までするんだぁ。

片付けは勿論一年が分担して片付ける。

「よし、帰るか?」

「そだね」

校門まで要、竜也、あたしの3人で歩く。

「しかし、悔しかったな 女に負けるとは」

「要は、単純なんだよ」

「あたしも思った」

「やっぱり?」

「うん」

「ああ」

あたしと竜也の声がハモる。

「「「ははっ」」」

「ねぇ、そういえば顧問の先生は?」

「今日は出張だってさ」

「ふぅん じゃあ、あたしこっちだから」

「じゃあね」って言おうとしたら竜也が

「俺も」

って・・・

「じゃあな」

「バイバイ」

校門で要と別れたあたし達。

「竜也もこっちだったんだね」

「ああ」

「竜也は、要と真逆だね?」

「え?」

「よく考えて、行動に移す 要とは名コンビだね」

「そうかもな」
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