生まれ変わってもキミが好き【完結】
その名前がマイクを通してスピーカーへと流れ出た瞬間、
頭に強すぎる、衝撃を受けた。
いままで味わったことのないほどの。
流れ星でも、当たったみたいな、
激しくて、チカチカする、まばゆい衝撃。
視界が真っ白になって、体が前へと倒れていく。
「凛!」
最後に聞こえたのは、あたしを呼ぶ、清春の声だったのに、
なぜか、別の人の声のように感じた。
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