愛羅武勇。
☆大阪ギャルの転校生☆
「ああ-ッだるいわあ」
通勤通学の人通りの多い,駅前のコンビニで,ココア片手にあくびをしている少年がいた。
えりあしが長い金色の髪に,背中に虎の刺繍が描かれている黒のスカジャンがひときわ目立つ。
「お前が悪いんやで。
夜中に急に
始業式暴走する!
とか言い出すから」
もうひとりの,坊主の少年が煙草を吸いながら言った。
この少年も黒のスカジャンを着ている。
「今日学校どないしよ。。。」
金髪の少年が頭を抱え込んだ。
「イサム行かへんのやったら,今日暴走した意味ないやんけ」
坊主の少年が,イサムと呼ばれた少年の手から,ココアの缶をとって,飲み干した。
「お前何すんねん!俺のココアやぞ!」
イサムは立ち上がり,坊主の少年の胸ぐらを掴んだ。
「今日は絶対学校なんか行かへん!お前のせいやぞマサキ!」
坊主の少年マサキはニヤリと笑った。
「今日大阪から転校生来るらしいのになあ。。。」
マサキはゆっくりとイサムの手をふりほどく。
「イサムくんはお休みですか。。。
残念やねえ。。。
女の子の転校生に会わへんのですかあ。。。」
イサムの目つきが変わった。
「しゃ。。。しゃあなし会うたるわ」
通勤通学の人通りの多い,駅前のコンビニで,ココア片手にあくびをしている少年がいた。
えりあしが長い金色の髪に,背中に虎の刺繍が描かれている黒のスカジャンがひときわ目立つ。
「お前が悪いんやで。
夜中に急に
始業式暴走する!
とか言い出すから」
もうひとりの,坊主の少年が煙草を吸いながら言った。
この少年も黒のスカジャンを着ている。
「今日学校どないしよ。。。」
金髪の少年が頭を抱え込んだ。
「イサム行かへんのやったら,今日暴走した意味ないやんけ」
坊主の少年が,イサムと呼ばれた少年の手から,ココアの缶をとって,飲み干した。
「お前何すんねん!俺のココアやぞ!」
イサムは立ち上がり,坊主の少年の胸ぐらを掴んだ。
「今日は絶対学校なんか行かへん!お前のせいやぞマサキ!」
坊主の少年マサキはニヤリと笑った。
「今日大阪から転校生来るらしいのになあ。。。」
マサキはゆっくりとイサムの手をふりほどく。
「イサムくんはお休みですか。。。
残念やねえ。。。
女の子の転校生に会わへんのですかあ。。。」
イサムの目つきが変わった。
「しゃ。。。しゃあなし会うたるわ」