恋しても、愛しても、夢は見ないから

君の隣


―パタン


携帯を閉めると
疲労とは違う疲れのような重みがどっと押し寄せた。


はぁ…


相手が女子高生ってだけで、
なんだかとんでもないことをしているような、居たたまれない気分だ…。


これが相手が大人の女性なら
こんな気分にはならなかったのだろうか…。


それとも…



……いや、そもそもなんで
こんなことになったんだったか?



……あぁ…!そうだ。




< 36 / 119 >

この作品をシェア

pagetop