First☆love
「美優…大丈夫?」




私の目が開いた時には、愛美ちゃんの心配そうな顔が見えた。



「…あんたちゃんとご飯は食べなさい?」




「う…うん。」


心配かけちゃったな…。




「…ごめん愛美ちゃん…。」


「…わかればいいのよ。それにしても…はぁ。」


「どうしたの?」




「実は今日親がいなくて晩御飯作ってくれる人がいないのよ…。」




「ハハッ。私でよかったら作りに行くよ?」


「ありがとう。じゃ今日の晩御飯は一緒にしっかり食べるのだよ?!」



「…う…うん。」



多分愛美ちゃんは、私に気をつかってくれたんだと思う。


ありがとね…。








愛美ちゃんは、一言お大事にって言って出て言った。




それから数時間寝たせいか元気になってきて、すぐに放課後がきた。




私はキャプテンに部活を休むことを報告して、愛美ちゃんの家に一足早く行った。


愛美ちゃんが帰ってくるまでにご飯作っとかなきゃだからね!



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