ヤキモチダーリン
校門に入ってからというもの、晃君と拓司君に挨拶する男の子がいっぱい。

男の子以上に女の子たちの黄色い声、その反面私と彩香への罵声も…。


「晃君かっこいい///」
「拓司君今日もやばぁい///」

「なにあの二人~。」



「ねぇ、琉華ぁ。
晃君と拓司君と涼太君と
一緒に学校来るなんて、
この学校の女子全員敵に
まわすようなものじゃない?」
不安そうに彩香が私に言う。


「私だってそう思うけど、晃君からの強制じゃ断れなかったんだもん…(汗)」
彩香にそう言うと、


「琉華、俺らの教室この階段上がったらすぐだから。

気つけて教室行けよ?」


頭をポンポンとされ、
私と彩香は1年の階へ上がった。




クラス表を見ると、
私は琉華と同じ。

「「よかったね~」」

二人そろっちゃった///
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