君の瞳に魅せられて ***春日の恋***

「菜々美、俺、万里と結婚する。」


「そう、良かった。

 春日ならきっとそうすると思ってた。」


「驚かないの?」


「あら、だって万里ちゃんは春日の事ずっと好きだったし、

 待たせるほど手放したくなかったんでしょ。」


「そうか、万里と菜々美は仲良かったんだものな。」


「そうよ、みんな聞いてるわ、こんな事も、あんな事も、、、」ふふふ



なに話してんだよ万里~~////


「郁人は?」


「社長になったからね。忙しいの。でも、そのうち来るよ会って行ってね。」


「相談したいことがあってさ。お前にも。」


「私も?」


「菜々美ジュエリ-ショップやらない?」


「俺さ、アメリカのBrightness社の日本販売権獲ってきたんだ。

 とりあえず店舗決めて店長置きたいんだけど、

 お前にやってもらいたいと思って。

 万里もバイトで雇って貰う条件で。」




< 103 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop