君の瞳に魅せられて ***春日の恋***
「なあ春日、しばらく俺たちに付き合ってくれないか。」
郁人にここまで信頼されると心苦しい。
俺の下心気がつかないのか莫迦郁人。
「やり難いかもしれないけど
菜々美にとって必要なのは恋人じゃなくて友達な気がするんだ
菜々美は、春日といると自然に笑える気がするよ
ゼミ友の集まりとかにも引っ張ってってくれないか。」
「郁人は、彼女を手放そうとしてるのか?」
「いや、手放すとかじゃなく、菜々美に自由で居てほしい。」
こいつの真意が見えない。
本当に気がついてないのか俺の気持ち。
もしかして、気がついてて利用しようとしてるのか?
郁人は嘘のつけない男だ、この話に含みはないのだろう。
「わかった。付き合うよ。まあ、出来る時だけな。」
俺にとっては願ったり叶ったりだ。
郁人後悔するなよ。俺は郁人ほど純粋ではない。
「サンキュー。」
郁人の笑顔に良心がチクリと痛む。
郁人にここまで信頼されると心苦しい。
俺の下心気がつかないのか莫迦郁人。
「やり難いかもしれないけど
菜々美にとって必要なのは恋人じゃなくて友達な気がするんだ
菜々美は、春日といると自然に笑える気がするよ
ゼミ友の集まりとかにも引っ張ってってくれないか。」
「郁人は、彼女を手放そうとしてるのか?」
「いや、手放すとかじゃなく、菜々美に自由で居てほしい。」
こいつの真意が見えない。
本当に気がついてないのか俺の気持ち。
もしかして、気がついてて利用しようとしてるのか?
郁人は嘘のつけない男だ、この話に含みはないのだろう。
「わかった。付き合うよ。まあ、出来る時だけな。」
俺にとっては願ったり叶ったりだ。
郁人後悔するなよ。俺は郁人ほど純粋ではない。
「サンキュー。」
郁人の笑顔に良心がチクリと痛む。