君の瞳に魅せられて ***春日の恋***
ゴ-ルデンウィ-クなので会社は休みだが出勤していた。


昨夜はほとんど眠れなかった。


気持ちさえ伝えられないもどかしさと。


痛いほどわかってしまった菜々美の思いを


受け止めきれない俺、


仕事を黙々とこなしながら


気持ちを落ちつけようとしていた。


菜々美はどうしただろうか、


郁人ときっと話をしただろう。


元々手など届くはずもなかった。


期待してたわけじゃなかった。


でも、やっぱりかなりキツイよ菜々美。
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