君の瞳に魅せられて ***春日の恋***
休み明け、菜々美はいつもより早く出勤してきた。

休み明けは、仕事が立て込むので、

昨日から泊まり込みで指示書を作っていた。

色んな事を考える時間を作らないように

あとでもいいことも

片っぱしから片付けた。

俺を見た菜々美は驚いた顔して、


「仕事してたの?」

聞いてきた。

「まあな、暇だったし。」


「もしかして、ここに泊まったりした?」


「鋭いなお前、正解!!ちょっと仮眠させろ皆来たら起こして。」

わざとふざけて見せた。

「ちょっと春日、何膝枕させてんのよ。}

ゴチっと椅子に頭が落ちて、


「いって-な、いいだろ減るもんじゃないし、」

「減ります!!」


いつもの笑顔を見せる菜々美に少し安心した。


安心したら本当に眠くなってしまい2時間ほど熟睡してしまい、


「始業時間です。」


と、設楽に起こされた。
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