君の瞳に魅せられて ***春日の恋***
『あの『あのさっ』』

声が重なる。

「何?」

「あ、先生から言って。」

「この前、ごめん。俺どうかしててさ、、、」

「取り消させないから!!」

「万里っでもさ。」

「待ってるから。あたし10年たっても27歳だよ。

待たせても全然平気でしょ。」

「万里、お前はこれから色々な出会いがある、

色んな人に影響も受ける。俺なんかに縛られるな。」

「っ許さないからっ

あたしは振られてなんかいないから。」


「うん。許さなくていい。振ってなんていないよ。

万里、俺が振られるんだ。」


「先生なんか大っきらい!!」


「うん。」

「、、、っ」

「ごめん万里。」

「ヤダっ絶対振ってなんてあげない。」
< 62 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop