君の瞳に魅せられて ***春日の恋***
チッ
また出ないか

郁人どうしたんだ、何かあったのは


確かなんだが、


出られなくても、これだけ着歴あればかけてくるはずだろ。


噂が本当でも、こうまでいい加減な奴じゃないはずなのに。


明日支社の方に電話するしかないか。


「綾波部長~!!始まりますよ。」

「まだ部長じゃないよ。」

「明日からは部長です。練習してるんです室長。」

「設楽とは、ラボの立ち上げからずっと二人で世話になったね。」


「はい、立場は変わってもよろしくお願いします。

 ラボの方はみんな優秀ですからご心配なく。

 佐伯さんのことも任せてください。

 あ、そんなことより始まりますよ。」



今夜は俺の送別会件昇進祝いを研究部でしてくれる。

と言っても部員は18名内、社員は9名

小さな部だ。

部内昇進なので、別れるわけでもなく、

みんな遠慮なく盛り上がっている。

第4ラボのみんなは幹事で飛び回っている。

感謝だ。






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