君の瞳に魅せられて ***春日の恋***
「春日、もう諦めたでしょ?」


「萌香、、、。」


「もう、私に戻るしかないでしょ。」


「そうだな、それもいいかもな。」


「え、ホント?」


「嘘だよ。多分戻らない。

 なあ萌香、

 お前いい女なんだからもっと大事にしてくれる奴探せよ。」


「春日のケチ。やり直す機会も与えてくれない。」


「ごめんな。」


「もういいよ。後悔しても知らないから。」



ふくれっ面した萌香が可愛いと思った。


ちょっともったいなかったかな?


とも思ったが、


俺の中の片隅の気持ちがブレ-キを掛ける。



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