君の瞳に魅せられて ***春日の恋***
駅を出てすぐのコンビニで

住所を見せて道を聞いているとき、

♪♪♪♪♪

入店の音を聞き振り返ると、


万里が入ってくる。


「先生?」

なつかしい、黒目がちな大きな瞳が戸惑いを見せる。


「万里見つけた。」


口角がキュッと上がって、

しまったという顔をして右手で口元を隠す。


「みつかっちゃった・・・」
< 90 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop