冷血姫と空から降ってきた王子様
「お前との記憶も全部
俺との記憶とすり替えたんや。」
・・・それって・・・。
「エスポワール。
お前はこの王城とともに
崩れ落ちる運命。
でも 俺は・・・
アムールと式を挙げ
幸せに暮らすんや。
めでたし めでたし。やろ?」
「お前は・・・
アムールに
愛されていないじゃないか。」
「はぁ?アムールは
俺だけのことを思ってる。」
「・・・それは違う。
アムール!君なら思い出せる!
あの日。俺が空から降ってきた
あの日を思い出して!」