冷血姫と空から降ってきた王子様




力の無いアムールの声・・・。

どうして アムールはまだ王城に

残っていたんだろう・・・。

危ないから 外に出たはずなのに・・・。


「アムール?

 どうして 王城の中にいた?」


俺は 手で崩れた壁をどかしながら聞いた。


「トネールが

 俺が・・・死ぬときは

 お前も・・・死ぬんだって・・・

 言ってた気がする・・・。」


「・・・(あいつ・・・。)

 そぉ・・・。

 アムール 元に戻ったの?」


「元に戻ったって?

 どぉいうこと??」




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