冷血姫と空から降ってきた王子様




「アムール。

 ちょっと痛むかもしれないけど

 我慢しろよ?」


「痛いの・・・?

 ヤダな・・・。」



「優しくするから。」



俺は アムールを

そっと抱き上げた。

アムールは赤面している。

いつもなら恥ずかしがって

怒るところなのに

そうしないところを見ると

急がないとヤバそうだ・・・。





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