黒白彼氏



「はあ?ちょ、いきなり何!?」



「ねねねね、ねえちゃん!
遅刻、遅刻する!送って!」



時計を見ると8:05。



「うわっ、私もぎりぎり!羅螺、ダッシュ!」



私たちはダッシュで家を飛び出した。







姉ちゃんの車に乗ったときはもうクタクタ。



「はあ…はあ…姉ちゃん、なんでこんな急いでる時も階段!?」



「いいじゃない、いい運動になったでしょ。」



…姉ちゃん…すごい…。(笑)






「姉ちゃん、ありがと!」



「うん、頑張りなよ!」



姉ちゃんが送ってくれてセーフ。



8:19だった。



私は体育館に向かった。



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