黒白彼氏
とりあえず、私も『頑張ろう』って言っておいた。
「じゃあ、今からオリエンテーションのスローガンを考えるから各クラス話しあってな~。」
抱負か~…
ん~…どんなのがいいんだろう?
「修哉君、何か考えたっ?」
私は頼りがある修哉君に聞いてみた。
「ん~…『愛を深めあおう』?」
「ぷっ…なにそれっ…めっちゃおもしろいっ…ククッ…!」
「だろ~っ!?やっぱ俺天才っ!?」
「真面目に考えろっ!!」
私は軽く修哉君の肩を叩いた。