黒白彼氏




「ねえ、美咲~、何にするの~?」



同じクラスの実行委員の女が話しかけてきた。



…はあ、まじこいつ苦手。



でもなぜかこの学校では俺は王子様キャラで通ってるからとりあえず…



「どうしようか?」



優しく笑って返した。



「俺さ、眠いから考えてくれないかな?」



「…しょ、しょうがないなあ…///」



…こういうときに王子様キャラは便利だな。



俺は再び机にうつ伏せた。



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