黒白彼氏
なんやかんや言って放課後がやってまいりました!!
…テンション上がらないでしょ…。
「…はあ、最悪~…」
「まあ仕方ねぇじゃん?
さっさと今日の分終わらせようぜ?」
そう言って修哉君はすぐにしおり作りにとりかかった。
…そうだね、早く終わらせよっ!!
私はしおりを書き始めた。
「…はあ~…疲れた…」
「おい若月、まだ全然残ってるじゃんっ!!」
「…だってさ~…」
「ほら、早くしろよ。…俺ちょっとトイレ行ってくる。」
…あいつ逃げたな…。