黒白彼氏



少し歩いたところで気付いた。



…ここ…どこだ…公園…?



…やばい、高校になっても迷子かよ…最悪…。



本当ここどこなの…?



私は近くのベンチに座って、ママに電話した。



…でない…



あ、もう9時すぎてるんだ、ママ、9時すぎると寝るんだよね…。



…もう最悪!!



姉ちゃんは夜仕事っていってたし…隼人は彼女んちに泊まり…



やばい…泣きそう…。



私は下を向いて考えた。



…どーしよーっ!!!



「あれ~っ?キミどうしたの~っ?」



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