黒白彼氏



「…お前俺と制服一緒じゃん、同じ高校か。」



何も考えることができなかった。



「…シクッ……。」



「…大丈夫か…?お前立てるか…?」



今は本当に立つ気力がない…。



「……にしても、怖い思いさせて悪かったな。」



彼は私の頭に手をのばした。



「キャッ…」



パシンッ!



私はつい彼の手をはじいてしまった。



「…あっ…すみません…。」



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