黒白彼氏
「なんであんたがここにいんのよーっ!」
大声で叫ぶと彼は目を覚ました。
「…ん?…なんだよ朝っぱらから…」
「なんで…あんたがここにいんだー…いるんですかっ!?」
「…昨日帰ろうと思ったけど外でたら寒かった。
それに帰ったら誰がカギ閉めんだよ。」
…確かにそうだけど…
「だったら起こしてくださいよっ!」
「…お前の寝顔みてたら可愛くて帰りたくなくなった。」
…こいつ、今、恥ずかしいことをサッっといったよな。
「…何?照れてんのっ?」
「…照れてないっつーの!」
私はとりあえずあいつは無視して支度を始めた。