inexpert―子供彼氏―



―――――…
――――…



今は朝、5時頃。


携帯開くと、大量の不在着信と大量のメール。

誰からかなんて分かっていた。




あぁ、嫌だ。

陽太の事、本当に好きだった。



陽太なら信じられると思った。

親友のゆいだって、信じられると思ってた。




私は、ふたりに裏切られた。


また昔みたいに、光が見えなくなった。

心が、光が、希望がすべて閉ざされた気がした。








ぼーっとしてると、結構時間が経ったらしく、時間は7時38分。


準備しよう。

早く家をでよう。



今は、ふたりに…会いたくない。







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